「客室乗務員」は英語では “cabin attendant”(キャビンアテンダント)とは言わない!?

英語学習コラム

カナダ人の友達と飛行機の話しをしていたときに聞いたのですが、「客室乗務員」は英語では “cabin attendant”(キャビンアテンダント)とは言わないそうです。

英語では、”flight attendant” と言うとのことです。

発音は、「フライダテンダント」のように繋げて発音します。

ただ、その他にも英語では「客室乗務員」のことを “cabin crew” や “cabin staff” と呼ぶこともあるので、”cabin attendant” と言っても理解してくれるとのことでした。

元々 “cabin” は、山小屋のような「木製の小さな簡素な家」のことを言うのですが、「飛行機の客室」のことも意味します。

また、”attendant” は「接客係」や「係員」を意味します。

ですので、”cabin attendant” と言うと英語圏の方には違和感はあるかもしれませんが、表現としてはおかしくはないとは思います。

私はANAの飛行機に乗ることが多いのですが、機内では客室乗務員のチーフパーサー(責任者)の方が、”Cabin attendant, stand-by at door”、”Cabin attendant, set slide bar” と業務連絡をされています。

また、歌舞伎で演出されている機内安全ビデオでは、日本語の後に英語の説明が音声で入るのですが、そちらでも「客室乗務員」のことを “cabin attendant” と言っています。

他のアジア系の航空会社ではわからないのですが、日経の航空会社は「客室乗務員」を “cabin attendant” の呼び方で統一しているのだと思います。

ちなみに日本では “CA” と略して呼ばれることがありますが、英語では “FA” のように略して呼ぶことはないとのことです。

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