あまり目にしたことがないかもしれないですが、”beforehand” という英語の副詞(adverb)があります。
意味は、「事前に」「予め(あらかじめ)」「前もって」という意味で使われます。
また、発音は “fo” の部分が上がり、「ビフォアハーンドゥ」のように発音します。
・The movie will start at 4:30 so we can have lunch beforehand.
(映画が4時半に始まるから、事前にランチできるね。)
・I will give you the money for the concert ticket beforehand.
(予めコンサートのチケット代を渡すね。)
・I will let you know beforehand if I can go to the party.
(もしパーティーに行けたら前もって連絡するね。)
使い方は、「~をする」の後に持ってくるだけで、そのまま使うことができます。
“in advance”
“beforehand” と同じ意味を持つ、”in advance” という表現もあります。
同じ意味を持っているのもあり、”beforehand” と置き換えて使うことができます。
・The movie will start at 4:30 so we can have lunch in advance.
・I will give you the money for the concert ticket in advance.
・I will let you know in advance if I can go to the party.
“advance” は、「ゲームボーイアドバンス」(Game Boy Advance)というゲーム機がありましたが、その「アドバンス」です。

発音は、「アドヴァーンス」のように伸ばして発音します。
“advance” は、動詞(verb)・名詞(noun)・形容詞(adjective)として使われます。
動詞では、「前進する」「進歩する」「向上する」などの意味持っており、名詞の場合は、「前進」「進歩」「向上」といった意味になります。
また、形容詞の場合は、「事前の」「予めの」といった意味になります。
この “advance” に、前置詞(preposition)の “in” を付け “in advance” とすることによって、”beforehand” のように使うことができます。
ネイティブスピーカーの友達に、 “beforehand” と “in advance” の違いを聞いたところ、意味やニュアンスの違いはないが、ほんのわずかに “in advance” の方がフォーマルに聞こえるかもしれないとのことでした。