日本でも見かけたことがあるかもしれませんが、英語圏では看板やテープなどに “caution” と書かれていることがあります。
これは、日本語で言う危険になどに対する、「注意」「警告」「用心」という意味で書かれています。
“caution” のように、語尾が “tion” で終わる英単語はいくつかありますが、この “caution” は発音が独特で、他の “tion” で終わる単語と同じようには発音しません。
“caution” は、アメリカ英語の発音では「カーシュン」のように発音します。
ˈkɑː.ʃən
Cambridge Dictionary
イギリス英語では、「コーシュン」のように発音するとのことです。
ˈkɔː.ʃən
Cambridge Dictionary
“caution” は、「注意」「警告」「用心」「慎重」といった意味の名詞(noun)として、また「警告する」「注意する」といった意味の動詞(verb)としても使われます。
・The police gave me a caution for speeding.
(警察は私にスピード違反の注意をした。)
・The meeting was proceeded with cation.
(会議は慎重に進められた。)
・Exercise great caution when crossing this street.
(この通りを渡るときは十分注意すること。)
※ “exercise cation” で「注意する」という意味になります。
・The police cautioned me for speeding.
(警察は私にスピード違反の注意をした。)
・I cautioned my students to be quiet during class.
(授業中は静かにするよう生徒に注意をした。 )