あまり知られていないかも知れないのですが、カナダの首都は “Ottawa”(オタワ)と言う都市ですが、最大の都市は “Toronto”(トロント)と言う都市です。
私はカナダに行くと決めるまでは知りませんでした。
「トロント」は “Toronto” と書き、最後が “to” で終わるのでカタカナ英語で「トロント」と発音しても充分通じます。
ですが、地元のネイティブは「トロント」とは発音せずに独特な言い方をします。
彼らは “Toronto” を「トロント」とは発音せずに最後の “T” を飛ばし
「トロノ」
と発音します。
これはアメリカ英語によく見られる英単語の最後の母音の “T” を発音しない言い方です。
日本でも “party” を「パーティー」とは言わず「パーリー」と言ったりしますよね。
それと同じです。
ネイティブの中には “Toronto” を「トロント」とちゃんと発音する人もいますが、ほどんどの人が「トロノ」と発音します。
私のネイティブの友人は「トロノ」と発音することに抵抗があるようで「トロント」と発音しているのですが、「トロント」と発音していることを周りから突っ込まれると言っていました。
ちなみにトロントが地元の人達のことを英語で “Torontonian”(トロントニアン)と呼びます。