日本で「スーパー」と言えば食料品を売っているお店のことを指すと思います。
この「スーパー」という言葉は英語の “supermarket” から来ているのですが、英語では「スーパー」を意味する他の言い方があります。
それが “grocery store” です。
発音は、「グロウスリー・ストア」と発音します。
(ちなみに “supermarket” は「スーパマーキット」のように発音します。)
この “grocery” という単語は元々は単体で「食料品店」という意味があるのですが、古い言い回しのようで、アメリカ・カナダでは “grocery store” と呼びます。
“groceries” と複数形にすることで、「食料品」という意味にもなります。
また、「食料品の」という意味の形容詞としても使われ、「スーパーで買い物をすること」を “grocery shopping” と言います。
・Now I’m grocery shopping with my parents.
(今両親とスーパーで買い物をしています。)
“grocery store” と “supermarket” の違い
それでは “grocery store” と “supermarket” の違いですが、違いはお店の規模の大小と言われます。
まず “grocery store” からですが、”grocery store” には食料品・飲料、また多少の生活用品が売っています。
日本の「スーパー」に近いのが、この “grocery store” かなと思います。
次に “supermarket” ですが、”supermarket” は “grocery store” と比べてお店の規模が大きいのが特徴です。
お店によっては日本では考えられないくらいの大きさのお店もあります。
売っている商品は、食料品・飲料の他、衣料品・ベビー用品・医薬品・家電・アウトドア用品など何でも売っていると言っても過言ではないくらい何でも売っています。
名前は聞いたことがあるかと思いますが、”Walmart”(ウォルマート)というお店が代表的な “supermarket” の1つです。
日本の「スーパー」にも多少の衣料品は売っていますが、”supermarket” の衣料品コーナーはまるで「しまむら」が入っているようなレベルです。
海外の人には、「かごの中に入れたけどいらなくなったから元の場所に戻す」という感覚がない人が多いのか、お肉のコーナーで取った精肉が普通に衣料品のコーナーに放置されたりしています。
これにはかなりカルチャーショックを受けました。
まとめると、”grocery store” は規模の小さな「スーパー」、”supermarket” は規模の大きな「スーパー」となります。