IELTSのスピーキング対策

英語の勉強法

今回は私が実践したIELTSのスピーキング対策の勉強法についてご紹介します。

日本の英語教育は文法に焦点を当てているのでスピーキングが苦手と言う方も少なくはないと思います。

ですがIELTSのスピーキングテストはいくつかの点に気を付け、意識することで日本人でもスコアを上げることができます。

ちなみに私はスピーキングのスコアが最も良いスコアでした。

以下が私がスピーキングテストで意識をしたポイントです。

・フリーズしない

・質問に対して答えがずれない

・ところどころ難しめの単語を使う

まずは「フリーズしない」についてご説明します。

IELTSのスピーキングテストは緊張と思いがけない質問のせいで固まってしまうことがあります。

しかし、固まって何も話さない無言の時間ができると減点されてしまいます。

思いがけない質問がきても無言では考えず、「考えさせて」や「難しい質問だな」などと口に出しながら考えてください。

また、ある程度の質問に対しての解答を事前に用意しておくことで考える時間を短縮できます。

そのためには問題集を使い、事前に質問に対しての解答を考えておきます。

私の場合はスピーキングの練習相手がいなかったので、2冊の問題集を使用しノートに解答を書き、1人で声に出して回答し、またイメージトレーニングを行いました。

私の使用した参考書の1つ目が「IELTS実践トレーニング」です。

こちらは、「IELTSのスピーキングテストがどのようなものなのか」「出題問題の傾向」などについて日本語で書かれてあるので、まだIELTSを受けたことのない方にもおすすめできます。

私もこちらの本から始めました。

そして2冊目が、IELTSの「公式問題集」です。

こちらはIELTSを受験するにあたって必須の参考書です。

ただ日本語での解説が全くありませんので、そこを先程の「IELTS実践トレーニング」を使って補います。

公式と日本語解説とがあることでスピーキングテストに対する理解度が高まります。

次に、「質問に対して答えがずれない」についてご説明します。

IELTSのスピーキングテストでは、試験管の質問に対しての受験者の解答がずれてしまうとそちらでもまた減点されてしまいます。

ですので試験管の質問に集中し、簡潔に答えることが重要です。

簡潔というのはYES・NOで答えるという意味ではなく、回りくどい言い方をして解答をしないということです。

回りくどい言い方で解答をしてしまうと、試験管は質問に対してずれていると早めに判断しストップをかけ減点されてしまいます。

もし質問が聞き取れなかったり、質問の意味が理解できなかった場合は試験管に聞き直してください。

聞き直すことは減点にはなりません。

最後に、「ところどころ難しめの単語を使う」についてご説明します。

これまでにご説明したポイントは減点をされないようにするということでしたが、ここでは点数を取りにいきます。

IELTSのテストでは、上級単語を使うことによって点数が加算されます。

しかし、難しいいつも使わないような単語ばかりを使おうとするとそこに意識がいってしまいうまく話せなくなることがあります。

そこで「ところどころ」です。

「ところどころ」部分的にだけ難しめの単語を使うことによって、ストレスなく自然に使うことができ点数を狙うことができます。

例を出すと、”food” の代わりに “cuisine”、”brother” “sister” の代わりに “sibling” を使うといったことです。

このような単語を事前に準備しておくことで、本番で自然に使うことができます。

以上が私が考えるIELTSのスピーキング対策の勉強法です。

このように減点されるポイントと加算されるポイントをしっかりと抑えておくことが重要です。

もちろん練習相手がいた方が良いとは思うのですが、1人で練習することも不可能ではありません。

実際に私は1人で練習し目標のスコアを取ることができました。

ご参考にして頂けたらと思います。

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