今回は私が実際に行ったIELTSのリスニング対策の勉強法について紹介します。
私がリスニング対策で重要だと考えることは以下の3つです。
・シャドーイングでのリスニング力の強化
・問題のパターンに慣れる
・確認時間の使い方
まずは、「シャドーイングでのリスニング力の強化」について説明します。
英語のリスニング力を上げるためには、一般的にシャドーイングを行うことが効果的だと言われています。
シャドーイングとは、CDなどのリスニング音源を聞いて、後を追いかけるように声に出してリピートをする勉強法です。
シャドーイングについて詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
私がIELTSのためのシャドーイングに使用した参考書を紹介します。
1つ目は「 みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング 」です。
こちらはシャドーイング用に作られた参考書ですので、シャドーイング初心者、またシャドーイングをまだやったことのない方にもおすすめします。
私もこちらから始めました。
「 みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング 」について詳しくはこちらをご参照ください。
2つ目はCollinsの「Listening for IELTS」です。
こちらはシャドーイング用に作られた教材ではないのですが、IELTSのリスニングテストは非常に強いイギリス英語の訛りに慣れる必要があります。
そこでこの「Listening for IELTS」を使用しました。
このテキストのリスニング音源は非常に訛りの強い音声が流れます。
この訛りの強い音声でシャドーイングを行うことで、イギリス英語のアクセントの強いIELTSのリスニングに慣れることができます。
正直「 みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング 」は良いテキストなのですが、音声がとてもクリアなアメリカ英語ですので、こちらの「Listening for IELTS」も購入されることをおすすめします。
次に「 問題のパターンに慣れる 」ことです。
IELTSのリスニング問題は、「選択肢問題」「文章完成問題」「図を使った問題」などいくつかの決まったパターンで出題されます。
ですので、その問題パターンに慣れることが必要です。
そこで必須なのが、IELTSの「公式問題集」です。
公式ですので、出題問題の傾向が本番とは違うということがありません。
こちらで自分なりのリスニング・解答のコツをつかんでください。
まずは最新のもの1冊で構いません。
最後に「確認時間の使い方」です。
IELTSのリスニングテストでは、各セクションの間や問題の間に「解答の確認時間」「次の問題の確認時間」があります。
ここで重要なのは「解答の確認」を行わないことです。
この時間は「次の問題の確認」のために時間を使い、次の問題の準備をします。
準備と言うのは、解答の予測や文のキーワードになる単語の予測です。
予測を行うことによって次の問題に対する心構えができ、それがスコアのアップに繋がります。
予測の練習も先程の「公式問題集」を解いて行います。
以上が私がIELTSのリスニングに重要だと思った3つのポイントです。
もう1つ重要なことを付け加えるとすれば、とにかく「集中」です。
常に音声に集中し、例え聞き取れなかったところがあって気持ちが落ちたとしても、切り替えて次の解答を埋めることに集中します。
私は実際に、以上のことを心がけ目標にしていたスコアを取ることができました。
ですので、以上のことをご参考にして頂けたらと思います。