日本人が苦手と感じる英語の発音として “L” と “R” がよく挙げられますが、その他にも “TH”(ティーエイチ)があります。
“TH” の発音が難しいというのは、“T” と “H” が合わさることによって、上下の両前歯で舌の先を挟み、息を細く強く出すように発音しないといけないというところが難しさの原因です。
ですので日本人にもおなじみの “Thank you” という英語ですが、”TH” から始まるので実は発音がすごく難しいのです。
しかし “TH” の発音は練習すれば格段に良くなるので、今回ネイティブの友達に教えてもらった “TH” の発音の練習方法を紹介します。
日本でも「赤巻紙青巻紙黄巻紙」といった発声の練習方法がありますが、それの英語版のようなものです。
“TH” の発音を練習するための英文
“Thirty three thieves thought they thrilled the throng on Thursday.”
これを見たときにまず、どんな意味?と思うかもしれないですが、特別意味のある英文ではないそうです。ただのトレーニングだそうです。
“thieves” というのは「泥棒」という意味で、”thief” の複数形です。
“throng” というは「群衆」や「人の群れ」などを意味します。
ポイントとして、まず最初はゆっくりでもいいからそれぞれの単語の “TH” の部分を大げさに強く発音してみることだそうです。
そして文に慣れてきたら、徐々にスピードをあげることによって自然に発音できるようになります。
ですので最初は大げさに発音してみてください。私もそうしました。
短い文ですので、何回か練習しているうちに自然と覚えてしまっていると思います。
ぜひ練習してみてください。
個人的な意見ですが、英語の “L” “R” “TH” の発音は日本人だけではなく、本人が苦手かどうか思っているかは別にして、英語を母国語としてない国の人達はほとんど苦手なのではないのかなと思っています。
ですので、「日本人だから難しい」などとは全く思わなくていいと思います。