漫画・アニメ「呪術廻戦」は北米のアメリカ・カナダにおいても人気があり、英題はそのまま “Jujutsu Kaisen” となっています。
英語ネイティブにとっては発音しづらそうに感じます。
それでは「呪術師」は英語ではどのように表現されているのでしょうか?
“Jujutsu Sorcerer”
「呪術師」は英語では、“Jujutsu Sorcerer” と表現されています。
“sorcerer” とは英語で「魔法使い」「魔術師」「術師」などという意味で、「ソーサラー」のように発音します。
英語版の「呪術廻戦」では、「呪術師」を “Jujutsu Sorcerer”、単に「術師」と言う場合は “sorcerer” と表現されています。
「魔法」「魔術」を意味する “sorcery”(ソーサリー) という単語があり、その使い手が “sorcerer” となります。
「魔法使い」「魔術師」と聞くと、“magician”(マジシャン) や “wizard”(ウィザード) という言葉が思い浮かぶかと思います。
“sorcerer” との違いとして、”magician” は「手品師」などのエンターテイメント的な意味で使われるのと、また物語などにおいては、広い意味での「魔法使い」全般を意味するようです。
一方 “wizard” は、魔術書や教科書などで勉強することで、魔法を使えるようになるタイプの「魔法使い」とのことです。
「賢い」という意味の “wise”(ワイズ)から派生した言葉で、”wizard” の女性版が “witch”(ウィッチ)となります。
“wizard” に対して、”sorcerer” は本能的に力を使えるタイプの「魔法使い」となります。
また、「黒魔術」や「妖術」のような「邪悪な魔法」や、相手を攻撃するための「魔法」を使う「魔法使い」には、”sorcerer” が使われます。
ですので、「呪術廻戦」ではこの “sorcerer” を使い、「呪術師」を “Jujutsu Sorcerer” と表現しているのかと思います。
ちなみに「非術師」は “Non-Sorcerer”(ノンソーサラー)、「呪詛師」は “Curse User” (カースユーザー)と表現されています。
“curse” は「呪い」という意味です。