日本でもよく車の後ろに “baby in car” と書かれたステッカーを見ることがあるかと思います。
車や電車などの「乗り物の中にいる(乗っている)」と英語で説明したい場合、全て “in” を使ってしまいそうになるかもしれないですが、実は乗り物によっては “on” を使います。
ちなみに “baby in car” は日本用に作られたものだそうで、アメリカ・カナダでは “baby on board” と書いてあります。
“in” を使う乗り物
まず “in” を使う乗り物ですが、「車」と「タクシー」です。
言ってしまうと「タクシー」も「車」なのですが、この後「バス」も出てくるので分けて考えます。
・I’m in a car.
・I’m in a taxi.
“on” を使う乗り物
次に “in” を使わずに “on” を使う乗り物ですが、 「バス」 「電車」「地下鉄」「飛行機」「船」などとなります。
「電車」と「地下鉄」は同じじゃないかと思われる方もいるかと思いますが、アメリカ・カナダでは「地下鉄」に乗るときは「電車」と言わず、「地下鉄」と言い分けます。
・I’m on a train.
・I’m on a subway.
・I’m on a bus.
・I’m on a plane.
・I’m on a ship.
この中で「バス」が「車」に入るかと思いますが、「バス」では “in” を使わずに “on” を使います。
“in” と “on” の使い分けの違い
こうやって見ると実は “in” を使うことの方が少なく、“on” を使うことの方が多いということがわかります。
“in” と “on” の使い分けの違いとして、乗り物の大きさがあります。
「車」「タクシー」は乗り物として小さいので “in”を使う。
「バス」 「電車」「地下鉄」「飛行機」「船」 などは乗り物として大きいので “on” を使うと考えるとわかりやすいかと思います。