国で違う英語の「トイレ」の言い方

英語学習コラム

皆さんは「トイレ」のことを英語で何と言うでしょうか?

私のいるカナダでは「トイレ」を英語で “washroom” と言います。

お隣りのアメリカでは「トイレ」を “bathroom” と言うそうです。

私のカナダ人の友達がアメリカ人の友達の家に行ったときに、「その子が “washroom” のことをずっと “bathroom” と言ってた。」と言って面白がっていました。

なぜ面白がっていたかと言うと、海外の家庭の「トイレ」は基本的には「お風呂」(”bath”)と一緒になっています。

ですので、アメリカでは「トイレ」を “bathroom” と呼びます。

ただそのアメリカ人の子は、”bath” がない「トイレ」も “bathroom” と呼んでいたとのことで面白かったそうです。

一方、第一言語が英語のシンガポールとマレーシアでは「トイレ」のことを “washroom” とも “bathroom” とも言いません。

シンガポールとマレーシアでは「トイレ」を “toilet” と言います。

私はずっと “toilet” という単語は「便器」という意味だと思っていたのですが、「トイレ」という意味もあったようです。

また「トイレ」の他の言い方として “restroom” という言い方もあります。

女性用の「トイレ」に対しては、”powder room” や “ladies’ room”、”women’s room” という言い方もあります。

旅行などで英語圏の国に行ったときには、「トイレの標識には何と書かれているのだろうか?」「この国の人たちはトイレを何と呼ぶのだろうか?」と意識をしてみると面白いかもしれません。

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