英語版「ポケモン」の「フリーザー」「サンダー」「ファイヤー」名前

英語学習コラム

以前、「英語版のポケモンの名前は違う」という内容のコラムを書きましたが、今回はその続きです。

今回は最初の伝説の鳥ポケモン「フリーザー」「サンダー」「ファイヤー」の英語版の名前の意味についてネイティブの友人に説明してもらったので紹介します。

日本語の「フリーザー」「サンダー」「ファイヤー」という名前からは、それぞれがどの属性のポケモンであるのかということがすぐわかりますよね。

英語では伝説のポケモンは “Legendary Pokémon” と呼ばれています。

以下が英語版の名前です。

Articuno(アーティキューノ)= フリーザー

Zapdos(ザップドース)= サンダー

Moltres(モルトレス)= ファイヤー

それぞれがどのような意味で名前を付けられているのかわかりますでしょうか?

それでは解説していきます。

まず “Articuno” ですが、こちらは “arctic” と “uno” をつなげて名前が付けられています。

“arctic” は英語で「北極・北極の」を意味します。

“uno” はスペイン語で数字の「1」を指します。

なぜスペイン語なのかはわからないとのことですが、これで「北極」=「こおりタイプ」の1番目の(伝説の)ポケモンということがわかります。

次に “Zapdos” ですが、こちらは “zap” と “dos” から作られています。

“zap” は英語で「電気ショック」を意味します。

あまり聞かない単語ですが、主にイギリス英語のカジュアルな表現として使われるそうです。

“dos” はスペイン語の数字の「2」です。

またスペイン語が出てきましたが、「電気ショック」=「かみなりタイプ」の2番目の(伝説の)ポケモンということがわかります。

最後に “Moltres” ですが、こちらは “molten” と “tres” をつなげて名前が付けられています。

“molten” は英語で「熱で溶かされた」という意味を持ちます。

“tres” はすでにおわかりの通りスペイン語の数字の「3」です。

この2つをつなげて、「熱で溶かされた」=「ほのおタイプ」の3番目の(伝説の)ポケモンということがわかります。

個人的にはすごく考えられたオシャレな名前だなと思います。

数字を付けることで「三匹の伝説のポケモン」ということを強調したかったのでしょうか。

日本の義務教育の外国語は英語ですが、アメリカの義務教育では数カ国語から選べるようになっており、スペイン語が圧倒的に人気とのことです。

ちなみにカナダではフランス語です。

ですので、英語版の名前を考える際にスペイン語も組み合わせて考えたのではないかと思います。

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