“phrasal verb” とは?

英語学習コラム

ネイティブスピーカーはよく日常的に “phrasal verb” を使います。

“phrasal verb” とは、学校で習う “look forward to” のように英単語2つ、または3つで動詞としての意味になるものです。

日本語では「句動詞」と訳されます。

発音は、「フレイゾゥヴァーブ」のように発音します。

freɪ.zəl ˈvɝːb

Cambridge Dictionary

“phrasal” とは、日本語でも使われる「フレーズ」、英語で書くと “phrase” の形容詞のかたちで「句の」という意味になります。

“phrasal verb” は、基本的には「動詞+前置詞」、「動詞+副詞」または「動詞+副詞+前置詞」で構成され、合わさることでそれぞれの単語が単体で持つ意味とは違った意味を持つ、1つの動詞に変化します。

a phrase that consists of a verb with a preposition or adverb or both, the meaning of which is different from the meaning of its separate parts:

Cambridge Dictionary

・verb + preposition(動詞+前置詞)

・verb + adverb(動詞+副詞)

・verb + adverb + preposition(動詞+副詞+前置詞)

“look forward to” で説明すると、”look” が動詞、”forward” が副詞、”to” が前置詞となり、「楽しみにしている」という意味になります。

「基本的には」と説明したのには理由がありまして、「動詞+名詞」のような例外もあります。

例えば、”take place” という “phrasal verb” があります。

“take” は主に「取る」という意味の動詞、”place” は「場所」という意味の名詞ですが、この2つが合わさることで「起こる」「開催する」という意味になります。

・The traffic accident took place at the intersection.

「その交通事故は交差点で起きた。」

・The Olympics takes place once every four years.

「オリンピックは4年に1度開催される。」

このように例外もありますが、基本的には “phrasal verb” は、「動詞+前置詞」、「動詞+副詞」または「動詞+副詞+前置詞」 が合わさった1つの動詞です。

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