“Me too” が使えない?!

英語学習コラム

みなさんは英語で相手の意見や考えに対して「私も」と言いたいときはどのように表現されるでしょうか?

多くの方が “Me too” と答えられると思います。

しかし、すべての「私も」に “Me too” を使うことができないということを知らない方は少なくはないと思います。

私も英語を勉強し直すまでその一人でした。

なぜ使えないのかと言うと、”Me too” は肯定文に対しての「私も」であり、否定文では使うことができません。

例を出して見ていきますと、

“I like Japanese curry.”(私は日本のカレーが好きです。)

こちらは肯定文ですので “Me too” を使うことができます。

“I don’t like Japanese curry.”(私は日本のカレーが好きではありません。)

こちらは否定する単語 “not” が入っているので否定文となり、”Me too”を使うことができません。

ではこのような否定文に対して「私も」と言いたいときはどのように表現すればいいのでしょうか?

否定文に対しては

“Me neither”(ミー ニーザー)

を使います。

こちらを使うことで先程の “I don’t Japanese curry.” に対して「私も」と言うことができます。

では

“I hate Japanese curry.”(私は日本のカレーが嫌いです。)

のような “hate”(嫌い) のようなネガティブな単語が入った文にはどうすればいいのかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

確かに “hate” は “don’t like” に近い意味の単語ですが、こちらの文には “not” が入っていないため肯定文になり “Me too” を使うことができます。

もしこの文が

“I don’t hate Japanese curry.”(私は日本のカレーは嫌いではない。)

だった場合は、”not” が入っているので否定文となり “Me neither” を使うことになります。

まとめますと、英語で「私も」は

肯定文の場合は “Me too”

否定文の場合は “Me neither”

を使います。

タイトルとURLをコピーしました