「もし可能なら」は英語では、”if possible” と言います。
“if possible” は、”if it is possible” の “it is” を省略した形になります。
“possible” は「ポッシブル」と日本語で書かれますが、アメリカ英語では「パッシボウ」のように発音します。
ˈpɑː.sə.bəl
Cambridge Dictionary
・If possible, could you help me?
(もし可能なら、手伝ってもらえませんか?)
・I’d like to go home early today if possible.
(もし可能なら今日は早く帰りたい。)
“if possible” は、文頭に持ってくることもできますし、語尾に持ってくることもできます。
“if at all possible”
また、”if at all possible” という表現もあります。
“if possible” との違いですが、アメリカ人の友達によると、こちらはかなりフォーマルな表現であり、また大きな頼みごとや、あまり親しくない人に頼み事をするときなどに使われるとのことです。
こちらも “if it is at all possible” の “it is” を省略した形になります。
“at all” とは、「全く」「全然」などという意味で否定文を強調するために使われるのですが、疑問文でも使われることがあります。
疑問文で使うことによって「少しでも」などという意味になり、丁寧さが強調されます。
(used to make negatives and questions stronger) in any way or of any type:
Cambridge Dictionary
丁寧な言い方なので、ビジネスの場面で使われることもあるとのことです。
・If at all possible, may I cancel my order?
(もし可能でしたら、注文をキャンセルしてもよろしいですか?)
・If at all possible, could you send me the documents by Friday?
(もし可能でしたら、金曜日まで資料を送って頂くことはできませんか?)